静岡県の人気ハンバーグレストラン「炭焼きレストランさわやか」のハンバーグかと思ったら......、実は「編み物」だった――。某さん(@chobimario)というXユーザーが制作した作品が、「再現度がすごい」などとSNSで注目を集めている。
ハンバーグ以外にもユニークな編み物をXで公開している某さん。SNSで話題になっているものが琴線に触れると「編みたい!」と思うことが多いと、J-CASTニュースの取材に説明した。
「『絶対誰も編まないだろ』という領域に」
某さんは2025年1月21日、同日のXのトレンドにも入っていた「編み物ブーム」についてXで言及。「さわやかのハンバーグ編んだり麻雀牌全種編んだり出来るぞ...」と魅力を語った上で、自身が制作した作品を写した写真を2枚披露した。
ハンバーグと麻雀牌を再現した編み物に対し、SNSでは「一瞬本物かと思った」「再現度がすごい」「手編みの麻雀牌って初めて見た」などと話題に。1月22日19時時点で10万件以上の「いいね」を集めるなどの反響を呼んだ。
ポケモンのキャラクター「ディグダ」や中世騎士のヘルメットなど、一般的な編み物では見かけないような作品を公開している某さん。独特な作品を作る理由について、「元々『誰も作ったことのないものを編みたい』という気持ちが強くありました」と取材に明かす。
初めは本や他人を参考にしていたが、技術が向上していくうちに「目にしたキャラを自分で編めるんじゃないか」と思い作り始めた。「キャラ物だけに飽き足らず『絶対誰も編まないだろ』という領域に足を踏み入れている自覚はあります」。
幼少のころ、母親が編み物をしている姿を見て「自分もやりたい!」と思い始めた。最初はマフラーやセーターを編み始めても途中で飽きることもあった。だが現在では、ユニークな作品を作り続けている。
作る際の判断基準について尋ねると、「重度のX民なので、その時にバズってたもので琴線に触れたものを唐突に『編みたい!』と思うことが多いです。自分ではよく『編み神』と呼んでいますが、ふいに降臨されるんです。おもしろ画像があればすぐ『編み神』がやってきます」と、某さんは説明した。