大谷翔平には「ジェラシーしかなかった」 大田泰示氏、日本ハム時代に度肝抜かれた「豪快」エピソード明かす

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「バックスクリーンを超えるなんて、どういうこと?」

    「名護のキャンプで、古い球場だったが、打って軽く(スタンドに)入るし、ちょっと本気出してエンジンがかかってくると、バックスクリーンを超える。『バックスクリーンを超えるなんて、どういうこと?』みたいな。レフトにも打てる。風が、レフトがアゲインストなので、ライトはすごく伸びる。バックスクリーンを超えるし、すごいと思って」

    大田氏は自身の経験を踏まえ、大谷のバッティングを独自に分析。本塁打を量産する大谷のスイングに迫った。

    「よく見るのは、スイングが速いという見え方。客観的にスイングが速いとうのは、弧が小さいイメージがある。あいつのスイングの円はすごく大きい。弧が大きいまま回っているので、それだけ遠心力がかかっている。それで、バットにボールがくっついている時間が長く見えているのかと思う。ピッチャーが投げて、自分の軌道に入ってくる時間がすごく長くて、バットに当たってもそのままいっているから、長く見えているのかなと思っている」

    そして、日本ハム時代と大リーグに移籍してからのバッティングの違いについて指摘し、その理由を、次のように説明した。

    「メジャーに行ってノーステップに変えた。ソフトバンクの近藤(健介)とジャパンのときに話をしていたみたいだが、極論は、バッティングは足を上げたりするけども、バットに当たる確率が減る。でも、バントは動かないところで、合わせる。バスターにしても。これが彼の極論らしいです。聞いた話ですが。それぐらい余分な動きをそぎ落としてでも、あの打球が飛ぶのがすごい」

    大田氏はプロで15年間プレーし、通算打率.259、84本塁打、343打点を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.716だった。

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