プロ野球日本ハムの新庄剛志監督(52)が2025年1月20日、都内ホテルで行われた12球団監督会議に出席し、7回制導入に私見を述べた。
「僕がファンとして球場行ったら、7回がいいかな」
プロ野球は試合の時間短縮が課題のひとつとなっており、各球団が時間短縮に取り組んでいる。スポーツ紙の報道によると、会議では、25年シーズンも試合のスピードアップに努めるよう呼びかけられたという。
会議後、新庄監督はメディア取材に対応し、試合の時間短縮に関して問われると、「7回にしてほしい」と切り出し、次のように持論を展開したという。
「全力で行けるピッチャーをつぎ込んでいったら、全部が解決するんじゃないかな。7回で勝つための方法が生まれてくると思う。僕がファンとして球場行ったら、7回がいいかな。(音楽の)ライブの3時間は見たくない。聞くのも飽きる」
スポーツ紙によると、新庄監督の発言はあくまでも私見で、会議での提案はなかったという。
インターネット上では、新庄監督の発言が大きな話題となった。
「新庄監督の考えが自分と同じでびっくりです」
Xでは「確かになー、他のスポーツに比べて試合時間長短ある」「ほんと!7回ぐらいがちょうどいいんじゃね」「日本野球ダラダラやり過ぎ」「個人的には7イニングで十分」「確かに3時間超えたら飽きるというか、キツいんだよね」「新庄監督ってまともなことしか言わねえなあ」「時代の流れで7回が主流になる時が来るよ」「新庄監督の考えが自分と同じでびっくりです」などと肯定的な声に対して、次のような批判的な声も寄せられた。
「選手の活躍の場が減るって事よね。球場の売上も減って、選手の年俸にも影響しそう」「昔の記録はみんな比較できなくなるし、これは違うスポーツになるな」「イニング間のアトラクションやDJっぽい場内アナウンス止めれば9回なら3時間内で終わるだろうよ?」「7イニング制は反対です! 楽しみを短くしないでくれ...」「選手の年俸下がるし、売店の売り上げも落ちるだろ」
野球の7回制導入に関しては、高校野球で夏の酷暑対策や健康面などの配慮を含めて議論されている。すでに一部の社会人野球では7回制が導入されており、プロ野球の今後の動向に注目が集まる。