佐々木朗希、ドジャースとマイナー契約...大争奪戦の末 だが「予想された着地点」冷ややかな声

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   ロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦を目指し、複数球団の争奪戦となった佐々木朗希が2025年1月18日、ドジャースとマイナー契約を結んだことが発表された。

   背番号はミゲル・ロハスから譲り受ける形で、「11」に内定したという。

  • 佐々木朗希投手(写真:AP/アフロ)
    佐々木朗希投手(写真:AP/アフロ)
  • 佐々木朗希投手(写真:AP/アフロ)

最終候補にドジャース、パドレス、ブルージェイズ

   佐々木の争奪戦にはメッツ、ヤンキース、レッドソックス、カブス、パドレス、ジャイアンツなどが参戦し、獲得レースは過熱した。

   ただ、佐々木はロッテ時代、コンディション不良や度重なる故障で規定投球回に到達したシーズンがない。だから、肌寒い気候の東海岸のチームは故障のリスクに神経を使うため、佐々木の獲得レースは劣勢と見られていた。

   ドジャースに入団が決まる以前に、米国の複数メディアはドジャース、パドレス、ブルージェイズに獲得球団が絞られたことを報じていた。

   ドジャースは大谷翔平、山本由伸、パドレスはダルビッシュ有、松井裕樹と日本人投手が在籍しているため有力候補に挙げられていた。

   ブルージェイズは本拠地がカナダ・トロントで4月に雪が降り、1年を通じて寒い期間が長いため意外に感じたファンは多かっただろう。

ドジャースは医療設備、育成プランともに充実

   メジャーを取材するライターは、

「ブルージェイズが最終面談まで残りましたが、獲得は正直現実味がなかったですね。ドジャースとパドレスの二者択一と見られていた中で、ドジャースはメジャー屈指の医療設備を整え、若手の育成プランもしっかりしている。予想された着地点ですね」

と振り返る。

   大谷、山本、佐々木と日本人投手たちで黄金の先発陣を結成し、ドジャースは2年連続世界一を目指す。(中町顕吾)

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