元兵庫県議死去めぐるN国・立花氏の言動が波紋 批判の望月記者を提訴の意向も

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   「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首による元兵庫県議・竹内英明さんをめぐるX投稿が波紋を広げている。

   竹内さんの訃報を受けて立花氏が発信したX投稿に、各方面から「名誉棄損」を指摘する声が上がっているものだ。

  • 兵庫県知事選で演説する「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首。言動が波紋を広げている(写真:Pasya/アフロ)
    兵庫県知事選で演説する「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首。言動が波紋を広げている(写真:Pasya/アフロ)
  • 兵庫県知事選で演説する「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首。言動が波紋を広げている(写真:Pasya/アフロ)

立花氏「兵庫県警からの継続的な任意の取り調べ受けていた」を投稿後に削除

   竹内さんは兵庫県議会の会派「ひょうご県民連合」に所属し、2024年にパワハラ疑惑が内部告発され、波紋を広げていた斎藤元彦兵庫県知事をめぐる県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員を務めていた。

   24年11月に行われた知事選では、竹内さんは斉藤知事に関する問題を厳しく追及していたことなどを理由として、インターネット上で誹謗中傷を受け、投開票後、県議を辞職した。

   この知事選で立花氏は斎藤氏を応援する目的で立候補し、街頭演説やネット上で竹内氏をはじめとする委員に関する情報などを発信していた。

   報道によると、竹内さんは2025年1月18日夜に自宅から病院に搬送され、死亡が確認された。遺書などは見つかっていないものの、自殺とみられている。

   波紋を広げているのは、竹内さんの死去をめぐる立花氏のX投稿だ。「竹内元県議は、昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」などとするもので、20日までに投稿は削除されている。なお、立花氏は自身のYouTubeチャンネルでも同様の主張を行っていた。

   立花氏の主張をめぐっては、産経新聞が19日、「立花孝志氏『逮捕が怖くて命絶った』と投稿も兵庫県警は完全否定」と報じた。県警の村井紀之本部長も20日の県議会警察常任委員会の答弁で、任意での事情聴取や逮捕の予定を否定した。

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