飲料メーカーによる啓発活動も盛ん
消費者が捨てる際、「ペットボトル・キャップ・ラベル」の三つに分別すれば作業効率が上がる。そのために新しく工夫されたデザインのリサイクルボックスの実証実験が東京都内の駅で行われた。2024年2月には、減量化や包装の簡素化をもりこんだ「PETボトルの環境配慮設計指針」も業界で定められている。飲料メーカーによる啓発活動も盛んだ。
2024年に「PETボトルリサイクル推進協議会」が出した年次報告によると、「ボトルtoボトル比率」はまだ33.7%だが、重量にすれば21万5000トンがペットボトルによみがえり「戻ってきた」ことになる。
(ジャーナリスト 橋本聡)