「ワイドナショー」たった5分...中居正広トラブル騒動めぐるフジテレビ会見特集 トレンド入り、ネット紛糾

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「調査を全て終えても、何が真実かわからないということもある」

   国際弁護士の清原博氏は、「第三者委員会を立ち上げるというのは一歩前進だと思うけれども。ただ、世間の人たちに知ってほしいのは、第三者委員会の調査にも限界があるっていうことなんですよね」と説明した。

「(調査するのは)警察じゃないんですよ、弁護士なんですよ。だから、当事者に話を聞いても、当事者が例えば『守秘義務があるから話せません』とか。あるいは『もうあの件は話したくないんです。もう心辛いんです』って言われたらですね、弁護士としてはこれ以上聞けないということ。だから第三者委員会の調査を全て終えても、果たして何が真実かわからないということもある」

   ゲストのジャーナリスト・岩田明子氏は、「今回ね、記者会見があのかなり制約があったような......。中継もなかったし、配信もないということで」と、会見に出席できるメディアが記者クラブ加盟社に限定されたことに言及した。

「私が記者として感じるのは、総理官邸ですとか官房長官とか大臣とか、こういう人たち(の会見)も前は記者クラブに所属していた人たちだけだったんですけど、だんだん事前に申請をしてちゃんとチェックをして、参加できる人の幅を広げてきましたので。キャパシティーの問題があったのかもしれませんけど、広く聞きたい人が質問できる、という態勢はもうちょっと検討する必要があるとは感じました」

    本件をめぐる特集は5分ほどで、CMを挟んだ後は別のニュースに切り替わった。

   SNSでは「ワイドナショー」がトレンド入りした。とりわけ、特集が冒頭の5分間だけだったことについて「自局でどんな風に取り上げるのかと思ったら、『わかりません』『事態の推移を見守る』などの消極的な通り一遍の上面をなぞっただけの陳腐な内容、それも5分ほどの内容だった。ここまで言われてもそれだけかよ・・」「他の不祥事には好き勝手くだらないコメントで盛り上がってたくせに、自分たちの不祥事には、このザマかよ」などとする不満の声も多い。

1 2 3 4
姉妹サイト