女性とのトラブルを事実と認めたタレントで俳優の中居正広さんに関し、トラブルへの関与が指摘されているフジテレビへのCM差し止めが相次いでいる。
「やたらと番宣みたいので埋めてるのもかなり違和感」
中居さんをめぐっては、トラブルが24年末に女性セブンや週刊文春で報じられ、25年に入っても続報が相次ぐと、テレビなどのレギュラー番組が次々に差し替えや放送休止になった。
2025年1月9日には、自身の公式サイトでお知らせを出し、トラブルを事実と認めた。公開した書面では「このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません」と説明していた一方で、複数報道ではトラブルに際し、フジテレビ局員の関与があったとしていた。
また、1月17日には中居さんのトラブルにフジテレビ幹部が関与していたのではないかという報道について、フジテレビは臨時の定例会見を開いた。もっとも、港浩一社長の釈明は「回答を控えたい」「調査委員会に調査してもらう」「守秘義務」など要領を得ないものだった。
こうした報道を受け、複数の企業らがフジテレビへの自社CMの出向を差し止めているという。朝日新聞デジタルは18日、トヨタ自動車、日本生命保険、明治安田生命保険、アフラック生命保険などがCM差し替えを行う意向を報じている。
差し止めとなった企業CMは、いずれも「公益社団法人ACジャパン」のCMに差し替えられるという。
SNSでもすでに違和感を覚えたとするユーザーが多い。「フジテレビ、スポットCMのAC差し替えが多くなってる?」「フジテレビのCM『AC ジャパン』のCMが相当増えたな。フジつけてると、凄い目にする」「フジテレビ、CMに確かにACが多いのは目立つし、やたらと番宣みたいので埋めてるのもかなり違和感ある」などとする投稿が相次いでいる。
タレントのフィフィさんも、この動きについて「出役が何も言えなくてもスポンサーは言えるんですよ、舐めない方がいい」と言及している。