「古いウイスキー」が大金に化けるかも 「竹鶴35年」70万円、「山崎25年」は100万円から

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   X(旧ツイッター)にこんな投稿があった。

「掃除してたらいつのか分からん未開封のウイスキーを発掘した」
「今日実家で古のウイスキー発掘したけど飲めるんかなこれ」

   古いウイスキーを見つけたというが、これがラッキーな出来事かもしれないのだ。

  • たまたま発見したウイスキーが100万円に!?
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海外で日本のウイスキーが高値で取引

   サントリー(大阪市)のウェブサイトによると、ウイスキーは蒸留をしたアルコール度数の高いお酒なので、保存状態がよく未開栓であれば、長期間安定した品質を保つことができる。法律でも、ウイスキーは製造日や賞味期限を表示しなくてもよいと定められている。

   しかも、古いウイスキーには希少価値のあるものも少なくなく、値打ちある。コレクションとしての人気もある。買い手も多く、査定額が高値になるケースもあるのだ。

   東京のあるコレクターは、若いころに英国のウイスキーを収集していた。近年のウイスキーブームでこの古酒を飲む会を友人、知人と会費制で始めた。「古いウイスキーが飲めることを知らない友人が結構いた」と言う。

   そもそも、日本のウイスキーは品薄だ。原酒が不足しているのと海外の需要が拡大している。ウイスキーは製造に時間がかかるため、足りないからと言ってすぐに増やせない。海外で日本のウイスキーが高値で取引されている。

   神奈川県横浜市に本社がある「お酒買取専門店リンクサス」のウェブサイトに掲載されている古いウイスキーの買い取り価格リストを見ると、「竹鶴35年」の相場が70万円程度、「響30年」が63万円程度。「山崎25年」に至っては買い取り相場が100万円からとなっている。

   高価で買い取ってもらうためには、銘柄も重要であるが、査定のポイントもある。「お酒買取専門店リンクサス」によると、「付属品を揃えておく」「見た目の汚れを綺麗にしておく」「いつ購入したものなのかできるだけ思い出しておく」と良いそうだ。

(リサーチ班 大山雄也)

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