ネット税務申告にマイナンバーカードが「壁」に 買いそろえなければならない機器がある

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使いやすさは進んでも改善の余地あり

   パソコンのブラウザは複数あり、これも難点だった。2020年1月16日にマイクロソフトのEdgeが大型バージョンアップを適用すると複数の機能が正常に動作しないトラブルが判明した。国税庁は日本マイクロソフト社に確定申告が終了するまで自動バージョンアップの資材を停止するよう申し入れ、同社は対応したという。大騒ぎだった。

   2021年3月からカードリーダがなくても、スマホを連動させてマイナンバーカードを読み取ることが可能となった。

   また、2025年1月6日からは「スマホ用電子証明書」の利用が可能になった。マイナポータルアプリからスマートフォンに「スマホ用電子証明書」の搭載の申し込みができる。

   国税庁のホームページではスマートフォンを活用して出来る次の方法を推奨している。

「パソコンで申告書を作成される方も、スマートフォンのアプリ(マイナポータルアプリ)でパソコン上に表示されたQRコードを読み取れば、e-Taxによる申告ができます」

   誰でも簡単にできるようにしたい。しかし、申告者が間違いなく本人であることを証明しなければならない。e-Taxの使いやすさは確実に進化しているが、改善点はまだまだあり、ゴールはその先にある。

(J-CASTニュース リサーチ班)

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