「盲導犬の受け入れ拒否」半数近くのユーザーが経験 「施設を汚す」「他の客の邪魔」と感じる従業員も...

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「受け入れ拒否が起きている実態は問題」

   協会の担当者は25年1月16日、協会所属の利用者の説明では理解が得られず、利用者の要請に応じて協会が問題解決に向けて対応したケースもあると、J-CASTニュースの取材に話す。

   協会が24年12月に発表したものでは、事業所で働く従業員の意識調査を実施。24年8月28日~9月2日、全国の事業所で働く男女20~79歳の975人から有効回答を得た。その結果、従業員の約7割が「身体障害者補助犬法」を知らないと回答した。

   さらに、約4割が盲導犬同伴の受け入れを躊躇していた。また、同伴での入店を「受け入れない」という背景には、「施設を汚す」「他のお客様の邪魔になる」などの盲導犬に対する負のイメージや不安を抱える人が一定数いたという。

   担当者は、「受け入れ拒否が起きている実態は問題だと感じています。事業者の不安を解消するためには、法律の周知が急務であるほか、犬に対するユーザーの管理義務やそのスキルを理解してもらうことが必要だと考えています」と説明している。

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