タレント・中居正広さん(52)の女性トラブルの社員の関与をめぐって、フジテレビの港浩一社長(72)ら幹部が2025年1月17日、臨時の定例会見を同局で開いた。
会見は「会場が狭い」という理由で記者クラブ加盟社と、テレビ局の「オブザーバー」は参加できないとされており、中継や動画撮影は認められなかった。ネット上では、フリーの記者などを入れなかったことについて「(会場が)随分広いやん 『狭くてみんな呼べない』はどうした?」などという声があがっている。
「社長による定例会見のため、記者クラブ加盟社以外は入れず、中継もない」
中居さんを巡っては、トラブルが24年末に女性セブンや週刊文春で報じられた。25年1月も続報が相次ぎ、テレビ番組が次々に差し替えや放送休止に。中居さんは9日、トラブルがあったことは事実だと公式サイトで認めつつも、報道内容の一部については否定した。
週刊文春などは、フジテレビ社員が関与していると報道したが、同局は「内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と公式サイトで否定。
今回のフジテレビの記者会見にJ-CASTが参加したい旨を伝えると、「社長による定例会見のため、記者クラブ加盟社以外は入れず、中継もない」として、参加は認められなかった。
会見参加が認められた媒体の報道を総合すると、会見では、港社長が謝罪。「そういうことはなかったと信じたい」と苦しい表情で釈明した。そのうえで、第三者の弁護士を入れた調査委員会を設置することを明らかにした。
「会場狭い」は本当か
報道された会見場の写真を見る限りでは、会見の会場は「コ」の字型の机にフジテレビの関係者が並んでおり、記者は空いている部分に入る形になっている。フジテレビ関係者と記者の間には間隔があり十分なスペースが設けられている。
ネット上では、記者クラブ加盟社以外会見に参加できないことに対して、「随分広いやん 『狭くてみんな呼べない』はどうした?」「真ん中のスペース潰したら、もっと記者入れるけど」「総書記の動静を伝える静止画ニュースでさえもう少し絵変わりするぞ」「異常事態」などという声があがっている。
さらに、中継がないことに対しては「テレビ中継NGで紙芝居をお届け......って放送事業者としても報道機関としても自殺行為でしょ」「テレビなのに動画がない...」「静止画の会見とは新しいな」「ホントに静止画の紙芝居だww」「テレビ局でありながら、自分の所の事件についての記者会見は生中継もさせないとは、テレビ局としての資格は無いと思う」といった批判が寄せられている。