携帯大手の光回線、通信の混雑と顧客サポートが課題
―― 一方、シェアが高い「ドコモ光」「SoftBank光」「フレッツ光」「auひかり」にはどんな特長があるのでしょうか。
調査担当者 「ドコモ光」は全国対応で、ドコモの携帯電話とのセット割引が利用者にとって大きな魅力です。また、選べるプロバイダーの種類が多い点も特長です。ただし、フレッツ光の回線を利用している特性上、同じ回線を他の利用者と共有するため混雑しやすいことがデメリットです。
「SoftBank 光」はソフトバンクのスマートフォンとのセット割引やキャッシュバックキャンペーンが充実しており、全国展開で契約しやすいのが強みです。しかし、顧客サポートの満足度が相対的に低いことが課題です。
「フレッツ光」はNTTが提供する回線を使用しており、ほぼ全国で利用可能です。他事業者が回線を借りて提供する形態も多く選択肢が豊富です。一方で、多種多様な料金体系が存在しており、複雑なことが課題です。
「auひかり」はauのスマホとのセット割引や通信速度の安定性が評価されています。ただし、全国対応のドコモ光やSoftBank光と比べ、提供エリアが狭いことがデメリットです。