神戸の人口が減り続けている 阪神大震災から30年、150万人を割った市の不安と未来

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タワマンは「持続可能なまちとは違います」

   まちづくりでは、「未来にわたってこのまちを引き継いでいく『持続可能性』」を追い求めるとする。特徴的なのは、中心部・三宮での高層タワーマンション建設の抑制だ。タワマンは「短期的な人口を増やすことができますが、神戸市が目指す持続可能なまちとは違います」とする。

   三宮では再整備も進み、21年4月に神戸三宮阪急ビルが開業した。兵庫県在住の20代女性に聞くと、この周辺は飲食店街が増えて広場が新しくなり、にぎわっているという。市内に住む30代女性も、同意見だ。一方で、中心部から離れたエリアでは、商店が次々と消えて空き地が増えた印象とのことだった。

(J-CASTニュース 荻 仁)

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