神戸の人口が減り続けている 阪神大震災から30年、150万人を割った市の不安と未来

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   阪神・淡路大震災から2025年1月17日で30年。被害が甚大だった兵庫県神戸市は以後、長い年月をかけて復旧復興を遂げてきた。

   半面、神戸市は近年、人口減少という大きな課題に直面している。

  • 阪神・淡路大震災から30年を迎える(写真は2019年撮影)
    阪神・淡路大震災から30年を迎える(写真は2019年撮影)
  • 夜景が美しい神戸の街並み
    夜景が美しい神戸の街並み
  • 阪神・淡路大震災から30年を迎える(写真は2019年撮影)
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2011年にピーク、減少傾向で福岡・川崎に抜かれる

   神戸市の統計によると、直近の24年12月の同市人口は149万2017人で、前年同月比6808人減となっている。

   1994年10月1日時点で、市人口は151万8982人だったが、95年1月17日に阪神・淡路大震災が起きると、同年は142万3792人に急減した。以後、人口は右肩上がりを続けて2011年、154万4970人とピークに達する。

   ところがこの年を境に、今度は減少傾向へ。23年には150万人を割りこんだ。

   政令指定都市の人口ランキングでは14年、神戸市は全体で5番目に多かった。ところがその後、福岡市と川崎市に抜かれて24年には7位に後退した。

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