キムの入団直後、大谷は韓国語でSNSに「ようこそ友よ」と投稿
野球人気が高い韓国では、大谷の注目度は非常に高い。
地元メディアは連日、大谷の特集記事を組むほどだ。キムがドジャース入りした直後に、大谷が自身のインスタグラムでMLB公式サイトを引用しながら、韓国語で「ようこそ友よ」と投稿したことも大きな話題となったという。
キムは「走攻守」揃った国内屈指の内野手で、24年シーズンは、127試合に出場。打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁を記録。プロ8年で、通算打率.304、37本塁打、386打点、211盗塁をマークし、21年シーズンに46個の盗塁を成功させ、盗塁王のタイトルを獲得した。
大谷の同僚として韓国で注目されるキムだが、25年シーズンは大きなチャンスとなる。セカンド候補に挙げられる中、セカンドのレギュラーだったギャビン・ラックス内野手(27)がトレードでシンシナティ・レッズに移籍。ライバルが放出されたことによって、出場の機会が増えるとみられる。
「スポーツ朝鮮」によると、キムは「1つのポジションではなく、野球選手としてどこに出てもプレーできる選手にならなければならない。どのポジションでも構わないし、よく準備してチームから任された任務をうまくこなせるようにしたい」と意気込みを語ったという。