東京オリンピックの卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼さんは、火曜コメンテーターを務めるTBS系の情報番組「ひるおび」に出演、若手選手に収入で抜かれたかつての悔しい体験を告白し、スタジオは大笑いとなった。
「今の子たちって......」
2025年1月14日放送の「ひるおび」は、大手企業が初任給を大幅にアップしていることを取り上げた。東京海上日動火災の転居を伴う転勤ありの場合の41万円をはじめ、金融、商社、建設、小売り、エンターテインメントなどの大手企業は、軒並み初任給を30万円超に引き上げると発表している。
街で聞くと、現役世代は「自分たちは20万円そこそこだったのに」とうらやましがる声が多いのだが、水谷さんは「しょうがないです」と話し始めた。
「アスリートもそうですもん。今の子たちって、すっごい恵まれているスポーツ選手いっぱいいるんで......。僕より全然弱い選手でも、僕より稼げる選手いっぱいいたんで......」
これにはゲスト解説の加谷珪一さん(経済評論家)は手をたたいて大笑い、司会の恵俊彰さんも「愚痴のコーナーみたいになってきた」と苦笑する。