新宿駅「鳩対策」実験が話題...なんと53 羽から激減 仕掛け人は筆記具メーカー、金属切削技術を活用

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設置前53羽も...実験で鳩よけ「一定の効果」

   話題の場所に関しては、もともと練馬区環境部環境課の担当者と面談の機会があった際、鳩が集まっているようだと知った。その後、管理者である東京都都市整備局を尋ね、調整を経て許可を得たうえ、実証実験に至ったという。

   設置したのは24年10月28日。広場内に5か所、東京都都市整備局第二市街地整備事務所 新宿駅直近地区整備課の立ち合いのもと行ったという。設置以降は、週1回の頻度で午前7~8時に確認し、毎回経過確認書を作成。月ごとに振り返りの報告書を作成して、設置場所の管理者にも共有していると説明した。期間は25年4月末まで6か月の予定だ。

   取材回答時点までの状況について、週1回の確認では設置前(24年10月28日7時3分)は53羽だったというが「設置後は0~8羽となり、一定の効果は感じられています」。「ですが現場での『餌やり』の問題もあり、他の時間帯(特に夕方)での検証が不十分なのも事実で今後調整しながら実施する予定です」と述べた。

   今回話題になったことをめぐっては、下記のようにもコメントしている。

「私たちは金属加工を通して様々な形で社会に貢献したいと考えております。鳥害対策グッズに関しては研究段階ではありますが、ひとつひとつの製品に愛着をもって大切にお作りしております。今後も皆様によろこんでいただける『ものづくり屋』でいられますよう、精進してまいります」
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