佐々木朗希のメジャー争奪戦、3球団に絞られた かつての人気もいまや昔「名門球団」脱落のなぜ

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   2024年オフ、ロッテからポスティングシステムを利用し、メジャー移籍を目指す佐々木朗希の移籍先が絞られてきた。

   米国の複数のメディア報道によると、ドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団が移籍の有力先に。獲得に乗り出していたヤンキース、メッツ、カブス、ジャイアンツ、レンジャーズの5球団は、佐々木の代理人サイドから断りの連絡が入ったという。

  • 佐々木朗希は来季、どのチームの袖を通すか
    佐々木朗希は来季、どのチームの袖を通すか
  • 2023年のWBCで力投する佐々木朗希(写真:UPI/アフロ)
    2023年のWBCで力投する佐々木朗希(写真:UPI/アフロ)
  • 佐々木朗希は来季、どのチームの袖を通すか
  • 2023年のWBCで力投する佐々木朗希(写真:UPI/アフロ)

名門・ヤンキースは日本人選手の獲得に苦戦

   かつて松井秀喜(現ヤンキースGM付特別アドバイザー)、田中将大(現巨人)などがプレーした名門・ヤンキースだが、近年は日本人選手の獲得に苦戦している。

   大谷翔平(ドジャース)がエンゼルスからFAとなった際や、山本由伸(ドジャース)がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指した時に獲得に乗り出したが、ライバル球団のドジャースに敗れる形に。佐々木とも縁がなかった。

   豊富な資金力を持つメッツは千賀滉大が所属し、今オフはヤンキースからFAとなったファン・ソトを15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)の大型契約で獲得したが、佐々木の獲得レースから脱落。鈴木誠也、今永昇太が投打の軸を務めるカブスも獲得に熱心だったが実らなかった。

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