「でなければ二度と、都庁の記者クラブは使いません。使えません、危なくて」
さらに会見が始まる前、記者の様子を記録するカメラが設置してあることを報告。その理由として、「(記者の)みなさんの表情もしっかりと残る形になっています。ぜひ良いリアクションをお願いします。それがこれから楽しみになっていくと思います、みなさんにとっては嬉しくないでしょうが。公人という立場もしかりですが、第4の権力と呼ばれるメディアに属するみなさんも権力者だと思うんです。都合がいいとき民間企業とか私人という看板出されますけど、権力持ってますから。そういう意味では顔と名前をいつもではないにせよ、表に出ることがあるという覚悟があった方がいいと思います」と説明し、牽制する様子だった。
会見が始まると、石丸氏は冒頭10分以上にわたって都庁記者クラブの時事通信の記者を詰問。異例の事態だった。記者クラブ内でのみ共有されるはずの会見の情報がネットに流出したとして、「受け取った情報を勝手に社外に出していいルールがあるんですか。ないでしょ。これ結構な重大事故じゃないですか。なぜ誰も問題視しないのか。今回の?末に過失があったのは明らかですが、記者クラブ幹事社から今この瞬間まで一言も謝罪はありませんでした。まずその姿勢がおごっとると糾弾しておきます」と憤った。
石丸氏は誰でも入れる会見だとフリーの記者が押し寄せると懸念し、クラブ加盟社に向けて「みなさんが入れなくなるんですよ。妨害工作受けますよ」。記者クラブの情報管理の徹底、記者クラブ使用のルールに明確なルールを定めるよう求めし、「でなければ二度と、都庁の記者クラブは使いません。使えません、危なくて」と主張した。
このやりとりにネット上では「説教から始まった」「なんだこの会見」「大事な問題提起です」「こんなやりとりXでやれよ」「石丸さんの言いなりになる必要はない」「何様なん?」などと様々なコメントが寄せられた。