石丸伸二氏、「マス媒体」限定で新党設立会見 幹事社を詰問...都庁クラブ向け案内「流出」問題視

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   元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が2025年1月15日、新政党を設立するとして都内で会見を開いた。

   会見の中で都庁記者クラブの幹事社・時事通信を詰問する場面や、質疑応答で質問した記者を「締め出す」と発言する場面があった。

  • 石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
    石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
  • 石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
    石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
  • 石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
  • 石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)

出席できるのは「テレビや新聞など『マス媒体』のみ」、J-CASTは認められず

   石丸氏は、15日に都庁記者クラブで会見を予定していたが、13日、Xで「中止になりました」と報告。「記者クラブ宛に出した案内がネットに流出し、日時と場所が広く知られてしまったこと」を理由に挙げ、「記者クラブには『取材目的の希望者は出席を制限しない』と言われたため、誰が来るかわからない状況は種々のリスクが高いと判断しました」と説明していた。

   最終的に、会見の日時は変えず、場所を変更する対応をした。その際、参加条件として「都庁記者クラブに所属していないメディアに関しては、事前申請ならびに、許可制」「許可の可否基準に関しましては、マス媒体の有無もしくは、登録者数100万相当のネット媒体を有するか否か」「会見中、不規則発言等の進行を妨げるような言動、行為のあったメディアに関しては、途中退出」を掲げ、フリーランスなどの記者を事実上排除する形をとった。

   J-CASTニュースが記者会見に参加したい旨を伝えると、石丸氏後援会の担当者は「(J-CASTを受け入れると)他のホームページのみ持っているような媒体や個人も受け入れざるをえなくなるため、今回はテレビや新聞など『マス媒体』のみと、例外なくわかりやすい区切りをつけました。代表の意向です」と説明した。

   会見が始まる前、石丸氏は「ざっと名簿を見ると、記者クラブの方がほぼほぼですね。それ以外では、いくつかいわゆるネットメディアの方からお越しくださってるとお見受けしました。スポーツ新聞やラジオも」と参加する媒体を確認していた。

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