70代は自治組織活動で社会貢献したい 町会・自治会って何するところ?どんな「仕事」がある?

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   2025年から団塊世代がすべて75歳以上の後期高齢者になる。「団塊世代の2025年問題」と言われてきた、その年を迎えた。しかし、アクティブシニアなどと呼ばれ、体力はあるし社会的関心も高い。まだまだ何かやろうと意欲満々である。

  • 清掃・美化・リサイクル活動などを行う
    清掃・美化・リサイクル活動などを行う
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より住みよい地域づくりめざす

   NTTデータ研究所が50~80代の男女2000人に「現状と今後の関心や意向」をアンケート調査した。「地域や社会に貢献するためのかかわり方」について、50代は「仕事」が半数だったが、70代は「自治組織活動」をトップに挙げた。

   では、どんな「仕事」があるのか。

   たとえば、東京・ 練馬区は町会・自治会を「一定の区域にお住まいの方たちで組織する、より住みよい地域づくりをめざして活動している自主的な団体」と位置付けて、こんな活動をしている。

(1)安全・安心な地域づくり
防犯パトロール、子どもの登下校時の見守りや高齢者への声掛けなど、地域の安全・安心を見守る活動。
(2)まちの清掃・美化・リサイクル活動
春と秋の年2回行われる区内一斉清掃には、多くの町会・自治会が中心となり、美しいまちをめざして取り組む。その他にも資源回収など、地域の衛生・美観を保ち、リサイクルを推進するための活動もある。
(3)親睦を深める事業
各地域で夏祭りや盆踊り、もちつき大会の実施など、住民同士の交流・親睦を深める活動。
(4)災害に備える取り組み
いざという時に備えて、初期消火や安否確認等の防災訓練を実施するなど、日ごろから災害に備える活動。
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