「身の丈にあった生活をしている」や「数年先の年金生活が心配」の声
フリーコメントでは、家計にゆとりがある人からこんな意見が相次いだ。
「普段、節約を心掛けているので、金銭的には余裕があると思う 身の丈にあった生活をしている」(50代:今は働いていない)
「どれか1つが負担になっているのではなく、全体的に圧迫されてきている感じがする」(40代:パート/アルバイト)
「今現在ゆとりがあっても、子どもたちの大学進学や、夫婦の老後の費用を考えると貯蓄せざるをえない」(40代:今は働いていない)
「細かい家計簿もつけておらず、それでも必要なものは購入し、外食やデリバリーも利用して少し料理の負担を減らしたり、旅行も年に数回出かけたり......。そう思うとゆとりは比較的あるのかなとは思います」(50代:契約社員)
ゆとりがあると言いつつ、つましい生活ぶりの人が目立った。一方、ゆとりがないという人からは切実な声が寄せられた。
「食料品が安ければ、健康を十分保てる量の食事をとれる。また、音楽やスポーツなどを楽しむ余裕もできる。今は、可能なものを省く生活で、心にも余裕がない」(50代:今は働いていない)
「ゆとりがあればすかさず老後資金へ。ゆとりがないのが本音」(40代:今は働いていない)
「目の前に定年が迫っている年齢。現在のゆとりどころか、数年先の年金生活が心配」(50代:今は働いていない)
「給料は上がらず、物価だけはどんどん上がり、夢がない現実」(30代:今は働いていない)
「子どもがいなければ楽なのにと思うことが多い。昔と違って育てにくい世の中なので」(50代:契約社員)