井上尚弥に挑むキム・イェジョン、「日本人キラー」に勝機はあるのか?...識者が指摘した「精神論」

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    プロボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、31)が、2025年1月24日に東京・有明アリーナでWBO同級11位キム・イェジョン(韓国、32)を相手に防衛戦を行う。

  • 井上尚弥選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)
    井上尚弥選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)
  • 井上尚弥選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)

キムは日本人選手に7戦全勝

    当初はWBO・IBF同級1位サム・グッドマン(オーストラリア、26)と対戦する予定だったが、グッドマンが24年12月に左目上をカットして延期に。1月24日に仕切り直しとなるはずだったが、グッドマンは再度、左目上を負傷して試合出場を断念した。

    そのため、スポーツ紙の報道によると、大橋ジムはグッドマンのリザーブ選手として契約を結んでいたキムを挑戦者に決めた。

    試合本番まで2週間を切っての対戦相手の変更。これは井上にとって、どのような影響を及ぼすのか。J-CASTニュース編集部は、数多くの世界戦をプロモートした経験を持つTMKジムの金平桂一郎会長(59)に話を聞いた。

    急きょ、世界のリングに上がることになったキム。プロ戦績は通算21勝(13KO)2敗2分け。身長163センチで、右構えだが、サウスポーにスイッチすることもあるという。現在、日本人選手を相手に7戦全勝で、「日本人キラー」として存在感を示している。

    世界戦の相手が直近に変更されることはレアケースとなる。だが、金平会長は「何の影響もないと思います」と言い切り、その理由について言及した。

    「メディアの報道をみると、井上選手の陣営はキム選手が代理で出場することを、ある程度想定していたと思います。グッドマン選手が出場できなくなってからの一連の流れがスムーズでした。興行的には、グッドマン選手が出場するのが1番よかったが、グッドマン選手が出場できなくなったことや、キム選手が代理として出場することへの否定的な見解があまりみられない。想定内で話がまとまった感じがします」

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