東京美容外科統括院長の麻生泰氏が2025年1月10日に、Xの運用を休止すると発表した。
「このツールには何のメリットも無かった」
麻生氏は10日、「Xをしばらく離れます」として1400字を超えるポストを投稿した。
東京美容外科・沖縄院院長の黒田あいみ氏が解剖研修の写真をSNSに公開したことを受け、同院の統括院長を務める麻生氏はXを通じて複数回にわたって本件に関する発信を行い、物議を醸す事態となった。
麻生氏は騒動について「今回、炎上を経験して如何に自分の失言が物事に影響を及ぼすのかを鑑みた時に、このツールには何のメリットも無かったなぁと実感しました」と振り返った。
「医師の退職が3名。入職が確定していた医師が2名辞退され、新たな銀行との取引も白紙になりました」といい、仕事にも影響が出たという。
SNSについて「SNSでの発言の向こう側には必ず生きた人間が存在します。全ての人が同じ立場で同じ考え方をしてるわけではありません」と持論を明かしつつ、「考え方や立場が違うだけで、匿名の人から過度に攻撃されるのは、人と違う考え方をしてしまう僕にはストレスフルなツールでした」とした。
「逆に自分の正しさを振り翳し、沢山の人を傷つけてしまった事も事実ですし、僕自身も反省しています」