「5球団競合」宗山塁のドラフト1位指名成功も...目立った補強なし
ただ、石井氏の評判が芳しいとはいえない。
大型補強が機能したとはいえず、監督も自身が指揮をふるった3年間をのぞき、毎年のように替わっている。
今オフはドラフト1位で5球団が競合した宗山塁(明大)の当たりクジを引き、2位で最速153キロ左腕の徳山一翔(環太平洋大)の指名に成功したが、それ以外は目立った補強をしていない。
スポーツ紙記者は
「石井さんはGM、監督として結果を出しているとはいえない。ファンからの風当たりが強くなるのは当然です。チームが強くなるためには我慢が必要だと思います。三木肇監督は2度目の監督就任になりますが、目先の結果に捉われず3年は託すべきです」
と指摘する。
三木監督は20年に自身初の監督に就任したが4位に終わり、翌21年は2軍監督に配置転換されている。
過去の経験を糧に石井GM&三木監督のタッグで頂点を目指す。(中町顕吾)