ソフトバンク入団の上沢直之、「悪者になるのはおかしい」元楽天監督が擁護...「我がままでも天狗でもない」

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「上沢は我がままや、天狗になっている子では絶対にない」

   「僕も一昨年ユニフォームを着ていましたが、コーチとして選手をみていても、そのルールがあって行ったら、現場としては『しょうがないよ。行きたいところに行けよ』という意見になる」

   そして、楽天2軍監督時代の上沢とのエピソードを披露。13年に行われたフレッシュオールスターゲームで、当時日本ハムの上沢とともにイースタンリーグ代表として戦った大久保氏。当時の印象から上沢の人柄について言及した。

   「ひとつ言いたいのは、上沢は我がままや、天狗になっている子では絶対にない。そんな子なのに叩かれるのもかわいそう。僕らが言えるのは、ルールがおかしい。1年で帰ってくる場合は、自軍(渡米前に所属していたチーム)と契約してからトレードなのか、FA取るまでいるのかというのが、1番いいと思う」

   米国から帰国後、上沢の去就は注目を集め、ソフトバンク入りをめぐり、インターネット上で大きな話題となった。ポスティングシステムを使用して大リーグに挑戦するも、わずか1年で日本球界に復帰し、ライバル球団に入団したこともあり、Xでは批判的なコメントが多くみられた。

   スポーツ紙の報道によると、日本ハムの新庄剛志監督(52)は8日、メディア取材に応じ、「2年間、彼と一緒にやって、ああいう決断を彼がして。ちょっと育て方が違ったのかな。ああいう決断をされたのはすごい悲しいし、一緒にやりたかった」などと語ったという。

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