3年連続最下位の中日、もし本拠地が神宮球場だったら 元ヘッドコーチ「順位が変わったかな」

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「巨人には最後にホームランで決められたというゲームが結構あった」

    中日が本拠地とするバンテリンドームは、セ・リーグの中で広い球場として知られる。その影響で、中日は投高打低の傾向にある。24年シーズンでいえば、チーム防御率2.99、478失点はともにリーグ4位で、373得点はリーグワーストだった。

    このような状況を踏まえ、片岡氏は「今ふと思ったのが」と切り出し、こう続けた。

    「例えば中日が1年間、神宮でホームでやってみたら、どうなっていたのかと思う。ヤクルトがバンテリンドームを本拠地にして1年間戦ったら、ピッチャーの防御率は間違いなく下がる。バッターの打率とホームラン数も下がる。これはどうにもならないことだけども、これ(本拠地)が逆だったら順位が変わったかなと思う」

    ヤクルトの24年シーズンのチーム防御率3.64、556失点はともにリーグワースト。一方、103本塁打は、DeNAの101本を抑えてリーグトップだ。中日の68本塁打と比べ、35本上回った。

    そして、リーグ優勝を果たした巨人について、「巨人とは接戦が多かった。最後にホームランで決められたというゲームが結構あった」と語った。

    4年連続Bクラスの中日は、25年シーズンから井上一樹監督(53)がチームを指揮し、巻き返しを図る。

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