リーグ連覇を狙う巨人で、熾烈なレギュラー争いが予想されるのが遊撃のポジションだ。
門脇誠を筆頭に、泉口友汰、中山礼都らが競う
2024年シーズンは、プロ2年目の門脇誠が開幕スタメンを確約されるなど阿部慎之助監督の信頼が厚かった。だが、門脇は新人のときのような輝きが攻守で見られず、試行錯誤を続けた。
5月、6月は月間打率1割台でスタメン落ちを味わうなど、129試合出場で打率.249、0本塁打、21打点。405打席で規定打席に届かなかった。
巻き返しを狙うが、春季キャンプの実戦やオープン戦で結果を残さなければ1軍を確約された立場ではない。
この状況にライバルたちはレギュラー獲りに燃えている。
攻守のバランスの良さに定評がある泉口友汰、昨年は32試合出場にとどまったが、打率.318と打撃での貢献度が光った中山礼都は十分にチャンスがある。