箱根駅伝で起こった中国人インフルエンサーによる「走行妨害」への批判が止まらない。
「沿道を走らないように」大会スタッフの呼びかけを無視
問題視されているのは、2025年1月2日に行われた第101回箱根駅伝往路5区での「トラブル」だ。
5区は往路の最終区間の山登り。過去には「山の神」と称された選手が出現するなど、注目を集める区間でもある。
今年は、早稲田大学の5区・工藤慎作(2年)が「山の名探偵」として話題となったが、レース中の危険な「迷惑行為」もインターネット上で大きな話題を集めた。
インターネット上で批判されているのは、男性の中国人インフルエンサーだ。
この男性は、動画を撮影しながら青山学院大学の5区・若林宏樹(4年)と併走。動画がインターネット上で拡散されると、批判が殺到し、大会から4日経った6日現在も批判の声が止まない状況だ。
動画では、若林と併走しながら動画撮影をする男性に向け、大会スタッフがマイクで「大変危険ですので、沿道を走らないようにお願いします」と呼びかけたことが確認できる。ところが、男性はスタッフの注意を無視して併走し続けた。