「具志堅用高さんが、王貞治さんと年間所得を競い合っていた時期が」
そして、金平会長はファイトマネーに関する過去のエピソードに言及。WBA世界ライトフライ級の元王者で、世界王座13度の防衛を誇る具志堅用高氏(69)と、プロ野球巨人の元選手で、「世界の本塁打王」として人気を博した王貞治氏(84)の名を挙げ、当時のエピソードを披露した。
「思い出すのは、昔、具志堅用高さんが、プロ野球の王貞治さんと年間所得を競い合っていた時期がありました。そういうことが話題になった時代があった。プロスポーツ選手の話題としては、そういうものも面白いと思います。大谷翔平選手は桁が違うとは思いますが、ボクシングの選手がそういうことで話題になるだけでも楽しい。大橋会長は、そこを意識していると思います。それがプロとしてのモチベーションですから」
25年の井上は、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。25年も世界の「モンスター」から目が離せない。