『金色のガッシュ!!』年賀イラストに韓国ファン「旭日旗」と批判 「謝罪と削除を」に雷句誠さん応じず

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世界中で「この日の出の表現が描けなくなります」

   雷句さんは声明を受け、イラストの制作にあたっての思いを以下のように明かした。

「この年賀状のイラストは日本の読者に向けて、おめでたい雰囲気の年賀状を届けたくて描いた。ということです。韓国の方々に不快感を与えるために描いたのではありません。ハッキリと言っておきます」

   韓国ユーザーからの要求については、「もちろん旭日旗に関する表現はこれからも注意いたしますが、今回の謝罪や絵の削除といった要求には応じられません」と対応を拒否。こう強調した。

「この年賀状イラストの背景は旭日旗をイメージしたものではない」
「要求を受け入れ、絵を削除したならば、世界中で絵を描く人たち全てがこの日の出の表現が描けなくなります」

   今回のイラストで雷句さんが背景に使用した放射状のストライプ模様は、フリー素材でも複数見つかる普遍的な表現だという。

「このデザインは新春の雑誌、漫画雑誌も含め、表紙のバックやカレンダーなどでもよく使われている絵柄です。それが全て使えなくなり、韓国の方の一言で、発刊停止まで追いやられることになります」

   謝罪や作品の削除に応じることで、「漫画家だけでなく、絵を描く人、TVやYouTubeなどで映像を作る人も含めて、日の出の表現が作れなくなる」と懸念を示した。

   同様の要求が続く場合には、弁護士をはじめとした有識者・団体らに相談し返事を行う意向。本件をめぐっては韓国の出版社とも相談する可能性があるとし、「もし、韓国の出版社から見てもこのイラストの削除の要請が出たならば、もう韓国での出版は怖くてできません」という。

   批判や要求を繰り返すユーザーは雷句さんの作品に固執しているきらいがあるとし、「旭日旗の表現ではなく、雷句誠への個人攻撃がしたいだけの可能性も十分あります」と不安も吐露。「どうか、このような意見を出される方が要求を思いとどまってくれることを願います」と訴えた。

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