米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の勢いは止まらない――。
2024年、ドジャースに移籍した大谷選手は2年連続の本塁打王、初の打点王のタイトルに輝き、チームのワールドシリーズ制覇にも貢献した。
プライベートでは24年2月に、2022-23シーズンまで実業団・富士通レッドウェーブに所属していた元バスケ選手・真美子さんと結婚し、大きな話題となった。
また、大谷選手といえば、コーイケルホンディエの愛犬「デコピン」の存在も欠かせない。大谷選手とデコピンは、仲睦まじい姿をたびたび見せた。大活躍だった2024年を振り返りたい。
地区優勝を見守るデコピン
デコピンは2023年11月、ア・リーグMVPを発表するメジャーリーグベースボールの専門チャンネル「MLBネットワーク」の中継で初登場した。12月、ドジャースの入団会見で愛犬の名前を「デコピン」(英名はデコイ)であることを明かし、世界中で話題となった。
シーズンが始まると、まずは6月27日。インスタグラムに投稿された写真は、大谷選手がデコピンと球場入りするものだ。駐車場のような場所で、リードを付けたデコピンを連れて歩く大谷選手の後ろ姿で、デコピンは背中に茶色の小さなランドセルのようなものを背負っている。
次は、ドジャースが日本時間8月29日、Xやインスタグラムに投稿した写真も話題になった。この日、大谷選手とデコピンはともに始球式を行った。
デコピンがマウンドでボールをくわえ、本塁でしゃがんで待つ大谷選手に走って渡す姿は大きな反響を呼んだ。ドジャースの公式Xは同日、「今夜の主役はデコピン」「可愛らしい始球式」などという文言とともに、デコピンがスタジアムに到着する様子や、始球式での複数の写真や動画を投稿していた。
続いて、大谷選手が9月27日に公開した写真。サンディエゴ・パドレス戦に勝利したドジャースは、3年連続22回目となるナショナルリーグ西部地区での地区優勝を決めた。
球場で撮影された真美子さんと愛犬デコピンとの3ショットや、デコピンが試合を「見守る」姿を後ろからとらえた写真が投稿された。
なかでもアップになった1枚は、画角をはみ出るほどのものだった。大谷選手は帽子を後ろにかぶってちょっぴりおどけたような表情で、真美子さんは笑顔を見せるなど、幸せな「家族ショット」となった。ただしデコピンは、横向きでそっぽをむいたように写っていた。じっとしていられなかったのだろう。
さらに、ドジャース公式Xが10月7日に公開した写真。大谷選手がデコピンを連れてスタジアム入りする様子を公開した。
大谷選手は首からヘッドホンをぶら下げた私服姿でリードを握り、デコピンはドジャースのユニフォーム姿で元気に前を歩いている。「翔平とデコイは第2試合に向けて準備万端」と伝えられた。