VTuber事務所「卒業ラッシュ」に揺れる2024年 にじさんじ、ホロライブ...「業界の急速な変化」で解散も

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「ホロライブ」名物スタッフに人気VTuberも

   一方、ANYCOLORのライバル企業ともいえるカバー(東京都港区)が手がけるVTuber事務所「ホロライブプロダクション」では年内に5人、年明けも2人予定が決まっている。にじさんじと比べて人数こそ少ないものの、衝撃的な別れが相次いだ。

   1 月にホロライブ1期生の夜空メルさんが、情報漏洩といった契約違反行為により契約解除。6月末には、表でも活躍していた事務所初のスタッフ・友人Aさんが「家族の健康上の理由」で活動休止を経て退職。7 月には緋崎ガンマさんが、企業としてマネジメントやサポートを継続することが困難とされ契約解除になった。

   そして8月、湊あくあさんが「会社との方向性の違い」を理由に卒業。チャンネル登録者220万超で、卒業ライブ配信で4000万円近くの投げ銭を獲得する人気ぶりだった。

   10月にはホロライブEnglish1期生で登録者180万超、ワトソン・アメリアさんが配信活動を終了。ただしタレント所属は継続している。カバーが公開している文書によると、配信活動終了は原則として「卒業」の一つの形であるものの、限定的な形で活動する可能性を残した取り組みとなる。

   今後の予定では、登録者98万超のセレス・ファウナさんが25 年 1 月 4 日で卒業。登録者133万超の沙花叉クロヱさんが同月26日で配信活動を終了し、タレント所属は継続するという。沙花叉さんは卒業理由について会社との方針の違いに加え、「稼働量が多すぎまして、通院が必要なレベルで体調を崩している」と明かしていた。

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