2024年、日本中を沸かせたのが米大リーグでプレーする大谷翔平選手の大活躍だ。ロサンゼルス・ドジャースの移籍1年目から54本塁打、59盗塁と前人未踏の「50-50」を達成。チームをワールドチャンピオンに導いた。
大谷選手が日本のプロ野球で最後にプレーしたのは、2017年シーズンだ。この年の初めに取材したとき、本人は22歳。当時の写真を見ると、ういういしさも!?
1994年生まれのアスリートは「大谷世代」か
大谷選手は、2013年に北海道日本ハムファイターズに入団。投打の「二刀流」でプレーし、16年には日本シリーズを制した。
シーズンオフだった17年1月。大谷選手は各種イベントに招かれていた。その一つでは、1994年生まれの「同級生」でリオデジャネイロ五輪の競泳金メダリスト・萩野公介選手(当時)が、同年代のアスリートを「大谷世代」と呼んだ。
17年は、けがの影響で成績は伸びなかった大谷選手だが、この年のオフにポスティングシステムでロサンゼルス・エンゼルスに入団が決定。以降、大リーグで数々の記録を打ち立てていくことになる。