安倍昭恵さん「トランプ時代」のキーパーソンか【2024年の「顔」ビフォーアフター】

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   米国では2025年1月、「トランプ大統領」が誕生する。4年ぶりの返り咲きだ。1期目では、当時の安倍晋三首相と親密な関係を築いていた。だが安倍元首相は22年に銃撃され、死去した。

   24年師走、夫人の昭恵さんがひときわ注目を浴びた。トランプ氏とメラニア夫人に招かれて訪米、私邸で面会したのだ。石破茂首相がいまだ、トランプ氏と直接会えないなかでの出来事だった。

  • トランプ次期大統領、メラニア夫人と写真に収まる安倍昭恵さん(中央)(メラニア・トランプさんのXより)
    トランプ次期大統領、メラニア夫人と写真に収まる安倍昭恵さん(中央)(メラニア・トランプさんのXより)
  • 1987年、安倍晋三氏・昭恵さんは盛大な披露宴を開いた(写真:上森清二/アフロ)
    1987年、安倍晋三氏・昭恵さんは盛大な披露宴を開いた(写真:上森清二/アフロ)
  • トランプ次期大統領、メラニア夫人と写真に収まる安倍昭恵さん(中央)(メラニア・トランプさんのXより)
  • 1987年、安倍晋三氏・昭恵さんは盛大な披露宴を開いた(写真:上森清二/アフロ)

「就任前は首脳と会わない」はずが

   トランプ夫妻の間に入り、笑顔を見せる昭恵さん。この写真を12月16日にXで公開したのは、メラニア夫人だ。最近の本人の投稿のなかでは、こうした写真は珍しい。自宅で再会できたことを喜ぶ文章が添えられ、亡くなった安倍元首相の功績をたたえたことも記されていた。

   一方の石破首相。トランプ氏が24年11月の大統領選で勝利を収めて間もなく、短時間の電話会談を行ったものの、いまだ顔を合わせる機会を得られていない。

   南米訪問時に会談の可能性を探ったが、「就任前に各国首脳とは会談を行わない」と断られたという。ところがその後、カナダやフランス、ウクライナ首脳とは面会しており、「後回し」にされた感がぬぐえない。

   昭恵さんとの面会後、トランプ氏は石破首相と25年1月に米国で会談できないかと呼びかけたという。もしかして、昭恵さんの「口添え」があったのだろうか――。

   トランプ時代の日米関係のキーパーソンは、昭恵さんかもしれない。

姉妹サイト