「良くも悪くも憎めないキャラクターでした」
しかし、そこでは「プロの世界ではお互い面識ないようにするぞ、みたいな約束事」を交わし、「我々が旧い知り合いであると他の方に言っていいのは、今後彼がプロで5冊本を出せてからにする」と決めていたという。
約束をかなえることなく亡くなった電磁さんについて、「良くも悪くも憎めないキャラクターでした」とした有象さん。
「光る才能があり、それをぶっ潰すほどのサボり癖があり、誰もが欲しい電撃大賞を取ったかと思えば、刊行前に逝去する。もうスケールが違う。私からすれば電磁くんの方がよっぽど『化け物』で、結局お互い特別視していたのかもしれません」と振り返った。
「私に出来ることはたかが知れていますが、"電磁幽体"という大賞作家が確かにいた事実を、今後も自分が作家を続ける限りは伝えていこうと思います」と決意をつづっている。
【訃報】電磁幽体先生 に関するお知らせ
— 電撃大賞 (@dengeki_taisho) December 27, 2024
(第31回電撃小説大賞《大賞》受賞者) pic.twitter.com/SY3fwZ7wfl