「菊田くんのお父さんお母さんの愛が深すぎて泣く」
菊田は両親の思いを胸に、最後の望みをかけて11月14日に行われた12球団合同トライアウトを受験。トライアウトでは、5人の投手と対戦し、5打数1安打だった。
トライアウト受験の結果、プロ球団からのオファーはなかった。茨城の自宅で両親を前にして菊田は、「今からプロというのはないから。ジャイアンツに3位で入れて、5年間という短い間だったけど、2人がいなくちゃここまでは来れなかったと思う。本当に感謝している」と涙を見せた。
息子の感謝の言葉に知子さんは、「夢は大きく、現実は厳しかったんですけど、きっとそれが何かの役に立つと思うので、また次も応援します」と涙で応えた。
このような親子のやりとりは、インターネット上で話題となり、Xでは「ご両親とのやりとりや 感謝の言葉でとても胸が熱くなった」「厳しい世界ですね」「菊田拡和は社会人で現役続行ミキハウスでも頑張れ」「マジ悲しすぎる 菊田選手、本当につらいだろうな」「菊田くん、超頑張って欲しい」「菊田くんはご両親、特に母ちゃん幸せにしてやってくれと願う」「菊田くんのお父さんお母さんの愛が深すぎて泣く」などの声が寄せられた。
番組では、菊田は25年シーズン、社会人野球の「ミキハウス」で野球を続けることが明かされた。
このたびミキハウス硬式野球部に、 2025年1月1日より、#読売ジャイアンツ (巨人軍)で活躍した #菊田拡和 選手が所属することとなりました。
— ミキハウス硬式野球部 (@mhbbc_) December 25, 2024
同じ新戦力の元読売ジャイアンツの #髙橋優貴 選手とともに、都市対抗野球大会・社会人野球日本選手権大会での日本一を目指して活動してまいります。 pic.twitter.com/r0AhF85JPR