レプリコンワクチン批判書で「同じように考えていた社員は複数」出版社が反論 存在せぬ「チームK」正当化

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   明治ホールディングス傘下の製薬会社「Meiji Seika ファルマ」の社員を名乗る著者による「レプリコンワクチン」をめぐる書籍を発行し、Meiji Seika ファルマからの反論を受けていた出版社の「方丈社」が2024年12月24日、反論の声明を発表した。

  • 方丈社『私たちは売りたくない!』書籍紹介ページより
    方丈社『私たちは売りたくない!』書籍紹介ページより
  • Meiji Seika ファルマ「次世代mRNAワクチン情報サイト」より
    Meiji Seika ファルマ「次世代mRNAワクチン情報サイト」より
  • 方丈社『私たちは売りたくない!』書籍紹介ページより
  • Meiji Seika ファルマ「次世代mRNAワクチン情報サイト」より

Meiji Seika ファルマ「『チームK』も実在しない」

   レプリコンワクチンについては、世界で初めて同社の製品が厚労省で承認され、10月1日から高齢者などを対象に定期接種が始まった。

   レプリコンワクチンをめぐっては日本看護倫理学会が8月に安全性を懸念する緊急声明を発表するなど、一部から反対の声が上がり、Meiji Seika ファルマはこれまでも「事実誤認および科学的知見に基づかない問題提起」などと反論を行ってきた。

   Meiji Seika ファルマは12月19日、方丈社が9月18日に出版した書籍『私たちは売りたくない! "危ないワクチン"販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭』について、社内調査の結果を公開するとともに反論を行った。

   同書の著者は「チームK」名義で、方丈社公式の説明によると、同僚の突然の死をきっかけに結成された「有志数名のチーム」であり、「『今後新たなワクチン薬害を広めないように』と、本書の執筆開始を決意した」としていた。

   Meiji Seika ファルマは調査の結果について、「同書籍の執筆に関与した当社関係者は当該社員以外に存在せず、『チームK』も実在しないことが明らかとなりました」としていた。

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