元NPB助っ人、韓国移籍で年俸大幅アップ 現地メディア皮肉「日本で成績残せなくても再就職のチャンスある」

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    韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)が2024年12月18日までに、今オフ韓国プロ野球(KBO)ハンファイーグルスに移籍した元楽天コディ・ポンセ投手(30)の特集記事を公開した。

  • KBOリーグに移籍したポンセ選手(ハンファイーグルスのインスタグラムより)
    KBOリーグに移籍したポンセ選手(ハンファイーグルスのインスタグラムより)
  • KBOリーグに移籍したポンセ選手(ハンファイーグルスのインスタグラムより)

「ひどい故障さえしなければ...」

    ポンセは大リーグのピッツバーグ・パイレーツから21年オフに日本ハムに移籍した。来日1年目の22年8月27日のソフトバンク戦でノーヒートノーランを達成し、大きな期待が寄せられたが、2年通算7勝10敗だった。

    24年シーズンは楽天でプレーし、15試合に登板して3勝6敗と負け越し、オフに退団した。スポーツ紙によると、楽天とは1年契約で年俸1億円(金額は推定)だったという。

    日本で3年間プレーし、いずれのシーズンも負け越したが、ハンファイーグルスは日本での投球を評価しポンセを獲得した。「スポーツ朝鮮」によると、ポンセは年俸100万ドル(約1億5000万円)の1年契約だという。

    「スポーツ朝鮮」は、「日本での3シーズン、10勝202イニング、ハンファに就職して年俸アップ」などのタイトルで記事を展開した。

    記事では「ポンセは日本の野球を経験し、KBOリーグに移籍した外国人選手の典型的なキャリアを持っている」とし、「日本で目立った成績を収められなくても、ひどい故障さえしなければ、また再就職のチャンスがある。KBOリーグが注目している」と皮肉交じりに指摘した。

元広島デビッドソンはKBOリーグ本塁打王に

    そして、ポンセの25年シーズンにかける意気込みを紹介。ポンセは「KBOリーグでは速球が通用するだろう」「日本野球の経験が韓国野球への適応に役立つだろう」などと語ったという。

    このポンセのコメントについて、同メディアは「日韓のレベル差を前提とした見通しだ」と指摘し、「ポンセはハンファの期待に応えられるだろうか」と締めくくった。

    過去に日本球界を経てKBOリーグに移籍した外国人選手のケースは多く見られ、KBOリーグで飛躍した選手もいる。

    広島からNCダイノスに移籍したマット・デビッドソン内野手(33)は、24年シーズンに46本の本塁打を記録し、本塁打王のタイトルを獲得。広島時代の23年シーズンは、19本塁打だった。

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