医師VTuber、電子タバコPR案件を疑問視 「リスナーの健康を守る上で望ましくない」

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   医師系VTuberの山吹オルカさんが、人気VTuberが電子タバコを動画でPRすることに対する懸念をつづった。

  • 博衣こよりさんのX(@hakuikoyori)より
    博衣こよりさんのX(@hakuikoyori)より
  • 博衣こよりさんと、ラプラス・ダークネスさんのYouTube配信より
    博衣こよりさんと、ラプラス・ダークネスさんのYouTube配信より
  • 博衣こよりさんのX(@hakuikoyori)より
  • 博衣こよりさんと、ラプラス・ダークネスさんのYouTube配信より

「お医者さんとしては言っておかなければならない」

   発端となったのは、人気VTuberグループ・ホロライブに所属する博衣こよりさんと、ラプラス・ダークネスさんが、2024年12月16日に電子タバコを紹介する案件動画配信を行ったこと。

   同日、山吹さんは博衣さんの宣伝ポストをXでリポストし、「一応お医者さんとしては言っておかなければならないこと」とし、「ニコチンやタールを含まない電子タバコは、従来のタバコに比べて健康リスクが低いと認識されがちですが、実際には様々な健康被害の可能性が指摘されています。市場拡大が進む一方で、長期的な健康影響についてはさらなる研究が必要です」と注意喚起した。

   山吹さんによると、電子タバコは法律上「医薬品・医療機器」だといい、ニコチンやタールを含まない電子タバコにも、急性好酸球性肺炎(AEP)や肺気腫・COPD(慢性閉塞性肺疾患)などのリスクが懸念されているそうだ。

   また、「電子タバコ製品には、『使用している成分は食品添加物として認められているから安全』と謳っているものも多いですが、食品として摂取した場合には安全でも、蒸気として吸引した場合では健康被害をもたらす可能性があることには注意が必要です」と呼びかけた。

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