きっかけは数年前の「お客様の声」だった
果たしてクリスマスシーズンならではのデザインなのか。通年同じだという意見もみられたものの、投稿者は「いずれにしてもありがたい」としている。
日本トイザらス(本社・神奈川県川崎市)の広報担当者は18日、J-CASTニュースの取材に対して、下記のように経緯を明かした。
「弊社では、数年前のクリスマスシーズンに、弊社からとわからないようにロゴ等の入っていないデザインの段ボール箱を採用いたしました。その年のクリスマス後、従来のロゴ入りのものがなくなり次第、通年でロゴ等の入っていない段ボール箱を使用しています」
シンプルな段ボール箱で配送する狙いや思いを尋ねると、広報担当者は、
「今では通年使用となっていますが、きっかけはクリスマスに、お子様たちにわからないように届けてほしいといったお客様の声でした。お子様の夢を守るためのみなさまの努力のお役に少しでも立てていたらうれしいです」
と説明。ただし、3号サイズの段ボール箱のみ「宝箱」のデザインが施されており、クリスマスシーズンも使用しているという。ロゴや社名は入っていないが、箱の底面に、ロゴの一部である「R」がデザインされた鍵の絵が描かれている。
全ての箱に記載されているという配送ドライバーへのメッセージについては、「勝手ながら、私たちは配送ドライバーの皆様と一緒に子どもたちに笑顔を届けていると思っているので、メッセージというかたちで記載させていただいています」とした。