漫画の海賊版サイト「漫画村」元運営者の星野ロミ氏が、自身に対する誹謗中傷をめぐる開示請求が却下されたことを明かした。
星野氏は2024年に行われた民事裁判で、著作権法違反により17億3664万2277円の支払いを命じられている。
「とんでもない理由で裁判に負けました」
星野氏は4月30日にXに「漫画村の賠償金17億円稼いで支払います」「方法は簡単で誹謗中傷してる奴2万人を提訴して和解金50万円取ります」とつづり、動画を公開した。
動画では、星野氏が賠償金を「一切払うつもりはない」とネットで発言したことで、誹謗中傷が2万件寄せられたとして、「全部訴えることにしました」と宣言。誹謗中傷の和解金は平均1件あたり50万円だといい、「2万件程あるので50億円ほどの収入です」などと話していた。
しかし、12月17日にXで、星野氏は「とんでもない理由で裁判に負けました」「前科者やネットで炎上した人に誹謗中傷するのは合法という判決が出ました」と報告し、裁判官が説明した理由を「懲役終わってても名誉毀損含む私刑は合法なので開示は認めません」と表現していた。