大手新聞の世論調査で国民民主党より低い支持率になった立憲民主党について、元「2ちゃんねる」管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(48)が、その政治姿勢をX上で揶揄して話題になっている。
朝日新聞が2024年12月15日に発表した全国世論調査結果によると、国民民主党の政党支持率が11%となり、野党第1党の立憲民主党の9%を初めて上回った。
「国民の感覚とズレすぎ」「選挙後の期待外れも甚だしい」
このことについて、同紙の記事では、国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)が与党に要求している「103万円の壁」見直しという看板政策が「党の支持につながっている」と分析している。
西村氏は12月16日、この記事を引用し、立憲民主党について、「減税に反対する『無能な働き者』を飼ってる」として、「支持率が転落して、野党第一党を国民民主党に渡した模様です」とXに書き込んだ。
立憲の米山隆一衆院議員らは、「103万円の壁」をめぐって、玉木氏に対してX上などで批判を強めており、西村氏は、そのような姿勢について、「減税に反対する『無能な働き者』」と指摘した形だ。
西村氏の投稿は、反響を集めて、2万件以上の「いいね」が集まっている。
投稿に対しては、「無責任な(財源が示されない)減税案に反対しているだけではないでしょうか」といった声もあったものの、賛同する意見の方が多い。「減税反対・紙の保険証延命・夫婦別姓・・・ そりゃこうなるわな」「国民の感覚とズレすぎてるんよな」「選挙後の期待外れも甚だしい。次はないですね」などと立憲に厳しい声が相次いでいた。
米山氏は西村氏のポストを引用し、次のように反論している。
「『無知な扇動者』よりはましですかね。因みに私は個別の削減項目を特定して、現実に出来る状況なら全く減税に反対しないしむしろ望ましいと考えています。その算段が全く立たないのに、リスクとコストを無視して都合の良い減税だけを煽る『無知な扇動者』こそ、国を亡ぼすと思います」
減税に反対する「無能な働き者」を飼ってる立憲民主党は支持率が転落して、野党第一党を国民民主党に渡した模様です。 https://t.co/NnBYVkvWAT
— ひろゆき (@hirox246) December 15, 2024