マルティネスはなぜ巨人を選んだのか? 球界OB分析...中日、DeNAとの争奪戦を制した2つの理由

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「相手チームは5回までに2点取らないと逃げ切られてしまう」

    そして、マルティネスが巨人に加入することのメリットについて解説。24年シーズンの巨人投手陣は、シーズンを通して安定した力を発揮。チーム防御率(2.49)、救援防御率(2.27)ともにリーグトップだった。

    高木氏は「(マルティネスは)どこでも完ぺきに投げる。大勢が抑えだとか、ライデルが抑えになるのではないかとか、いろいろ憶測が飛んでいる。どちらが抑えをやっても完璧な抑え。スキがなくなる。その前にいろいろなピッチャーがいて、そうなったら相手チームは5回までに2点取らないと逃げ切られてしまう。そういう状態になってしまう」との見解を示した。

    さらに、マルティネスが巨人入りを決断した理由に言及。スタッフから「最終決断は金額だったのか?」と問われると、次のように持論を展開した。

    「ライデルの意向とすれば、確実に優勝できるところ。やはり優勝したいと思うはず。今年巨人が優勝した。DeNAは日本一になった。でも、(DeNAはリーグ戦)3位からの下剋上で優勝した。(両チームを)戦力的にみて、どうなんだろうと考えた時に、球場の広さとかを考えると、東京ドームを選ぶのかなという。ドームに慣れているし、そういう環境を含めてジャイアンツを選んだのかなと思う」

    スポーツ紙の報道によると、米ハワイで優勝旅行中の阿部慎之助監督(45)は25年シーズンの投手起用について言及し、24年シーズンまで抑えを務めた大勢投手(25)を「8回」に起用する方針を明かしたという。

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