「偏見による差別としか思えない」
アエルネはVISAカードによる決済停止の理由については明かしていないものの、SNSでは、昨今相次ぐカード会社による「自主規制」への疑問をつづる投稿が相次いでいる。
2022年7月には、DMM.comが同社が運営する各サービスでのMasterCard決済について「諸条件が折り合わず、残念ながら契約終了となった」と発表。契約終了の要因ではないかと名前が挙がったのが、アダルトコンテンツを扱う「FANZA」だった。
同人誌や同人ゲームなどのオンライン販売を手掛ける「DLsite」でも、24年4月にクレジットカードの利用が停止となった。利用停止に先立っては、成人向けコンテンツを中心とする表現について警告があったことを明かしていた。
クレジットカード会社による判断ではないものの、24年11月には無料の電子書籍配信サービス「マンガ図書館Z」が決済代行会社からの通達を受け、サイト閉鎖に追い込まれている。
こうしたクレジットカード会社の動きを背景として、SNSでは「オタク憎し」の対応では、とする声が上がった格好だ。
「正当な理由なく停止だったら大問題だが、どういった判断なのだろうか。偏見による差別としか思えない」
「クレカの決済停止の話とかみてると、オタクバッシングは今もあるんだなあと。なにが多様性かと」