大リーグのボストン・レッドソックス傘下3Aのウースターからフリーエージェント(FA)となった元日本ハムの上沢直之投手(30)が、ソフトバンクと基本合意した。複数のスポーツメディアが2024年12月16日に報じた。
Xでは上沢関連ワードが複数トレンド入り
上沢は昨オフ、日本ハムからポスティングシステムを利用して大リーグのタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ。3月にボストン・レッドソックスにトレードで移籍。5月に大リーグデビューを飾るも、2試合の登板にとどまりマイナー落ちした。
その後、レッドソックス傘下の3Aウースターでプレーし、シーズンオフにフリーエージェント(FA)となった。
来シーズン、米国でプレーを続けるのか。それとも日本球界に復帰するのか。上沢の決断に注目が集まる中、スポーツ紙の報道によると、ソフトバンクが上沢と4年総額10億円規模で基本合意したという。
上沢のソフトバンク入りはインターネット上で大きな話題となり、Xでは「ソフトバンク」「ポスティング」「ホークス」「上沢さん」「ルール上」「ファイターズ」など、複数の上沢関連ワードがトレンド入りした。
「ハムがオファーを出したのであればハムに戻るべきでは」
ポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦したものの、わずか1年で日本球界し、古巣・日本ハムではなくソフトバンクに移籍したことが、野球ファンの関心を集めたようだ。
Xでは、「ポスティングに関する詳細なルールを早急にNPBは追加すべき」「ルール的には問題ないんだろうけど...」「今回をキッカケにポスティングでメジャー行きを認めない球団増えるかもね」「ハムがオファーを出したのであればハムに戻るべきでは」「ファンからしたらモヤモヤは残るものだよね」「オファー出すことも受けることもルール上OKなわけだからNPBは早くルール改正してほしい」「何やかんや、戻ってくると思ったから実際決まると悲しさの極み」などの声が寄せられた。
ソフトバンクは、22年オフに大リーグのテキサス・レンジャーズからフリーエージェント(FA)となった有原航平投手(32)を獲得。有原は日本ハムからポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦し、レンジャーズで2年間プレーしてソフトバンクに入団した。
今回の上沢の移籍が、有原のケースと同じような流れだったことから、インターネット上でファンからさまざまな意見が寄せられたとみられる。