「発熱外来」朝9時に電話して予約は16時
新型コロナウイルスによる感染症の流行以降、風邪の症状がある患者を他の受診患者と分けて診察する「発熱外来」を設ける医療機関が少なくない。
40代男性のBさんは、週末にかけて高熱が出た。「かかりつけ医」を受診しようとしたところ、発熱外来は平日しか対応していないとウェブサイトにあったという。
「かかりつけ医」を断念した後、自宅の近所のクリニックを探した。だが、発熱患者を受け入れていないところもあり、ようやく見つけたところも診察の予約をとるのにひと苦労だったそうだ。朝9時に電話して予約できたのは、その日の16時だったという。混雑ぶりがうかがえる話だ。
Xではここ数日、発熱外来の電話がつながらない、予約がいっぱい、あるいは予約がとれないといった投稿が散見される。