三木谷浩史氏、経団連の「富裕層への課税強化」を批判 「懲罰的重税、正気か」「正気とは思えない」

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   楽天グループの代表取締役会長兼社長・三木谷浩史氏が2024年12月9日、自身のXを更新。富裕層への課税強化を提言した日本経済団体連合会(経団連)を批判した。

  • 三木谷浩史氏(2017年撮影)
    三木谷浩史氏(2017年撮影)
  • 三木谷浩史氏(@hmikitani)
    三木谷浩史氏(@hmikitani)
  • 三木谷浩史氏(2017年撮影)
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「日本から富裕層は居なくなり、海外で起業する人が増えるだろう」

   この日、経団連は中長期ビジョンを策定した「FUTURE DESIGN 2040」を発表。社会保険料負担の増加による現役世代への影響が大きいとして、富裕層の課税負担増などの施策を提言した。

   この内容について、所得税の最高税率を現行の45%から55%程度に引き上げるなどと報じた東京新聞の9日の記事を、三木谷氏がXで紹介。「経団連終わってる」と酷評した。

   続けて、「日本の最高税率は55%で主要国ではダントツ。最高相続税も55%とダントツ。合わせると実質80%。中国よりも高い税金」と説明し、「日本から富裕層は居なくなり、海外で起業する人が増えるだろう。頑張って成功した人に懲罰的重税、正気か」と批判した。

   別の投稿では、「優秀な技術者もビジネスマンもスポーツ選手も日本には殆ど来なくなるだろう。この会長も記事の通りだとすると正気とは思えない」とも述べている。

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