JAL機長が飲酒ダンマリ、検査には「誤検知」主張 豪路線で3時間超遅延...会社側「欠航すべきだった」

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本来の出発時刻の55分後にやっと「不検出」

   翌朝、乗務員一行は早朝5時にホテルを出発予定だった。機長Aはホテルで自主的に行った検査でアルコールが検出され、4時30分頃、飲酒には触れず「体調不良」で1時間程度出発が遅れることを会社側に連絡。6時にホテルで改めて検査した際には検出されなかったという。

   6時47分に「運航乗務員の体調確認」「運航乗務員の手配」を理由に出発を遅らせることが発表され、直後の6時50分に行った乗務前の正式な検査で、アルコールは検出されなくなった。

   一方の機長Bは、ホテルを出発する時点でアルコールが検出される状態だったが、5時に「そのままホテルを出発」。前日は別行動だった副操縦士が乗務前検査をパスした7時時点でも機長Bからはアルコールが検出される状態が続き、検出されなくなったのは8時15分だった。この間、機長Bはあくまでも「誤検知」を主張していた。

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